ぶらり遠征記(改)

きむを 改め きもすん(kimosn) が勝負の世界に生きた結果を 勝ち誇る(ぼやく)ブログ 連絡先:kimosn■clotho.is.dream.jp

第1回市川杯

2001/4/21(土)きむを宅
  

今日は記念すべき第1回市川杯の日である。実は私はこの日を待ちに待っていた理由があるのだ。これまでに数回市川にて対戦会を行ってきてるが、3人対戦相手がいれば最低1人は「きむを邪魔ブック」を組んできている。(被害妄想でもなんでもないところがポイント)
あのね~、ネタ的に俺をいじめるのも分るけど、君たちももういい大人なんだから勝つためのブック組んできなさいよ!いつも最初に調子いいやつが1位になってるじゃないっすか、その妨害スペルはトップに撃つか自分の魔力に足しとけ!ってな感じです。はい。そんなこんなで、ゲストを利用して呼んでの市川杯楽しみにしていたのです。これでうちらのメンツも、こてこての妨害スペル入りブックは使いづらいのではないかとか思っていたが、後々色々な意味で大甘だった事を思い知らされることになる。

そうするうちに本日の生贄ゲスト、ズトako氏こうちゃんがきむを宅に初見参。こうちゃんは先日の青海のテンションと大違いでご機嫌である。とりあえずは一安心である。でジャンケンで組み合わせを決めたあと、さっそく対戦。

転送×転送:ako氏、マーシャル氏、だいすけ氏、TATU氏 
序盤:
当然うちのメンツはako氏とは初対戦であるが、「妨害スペルは最終的にトップになる人に撃ち込むべき」という日々の私の意見どおり序盤ako氏はドレマジ2回、リムカ1回食らう。皆さん分かってらっしゃる。でも私が見ててずっこけたプレイングがいくつも登場、軽く例をあげると、
・マーシャル氏、開幕HWX・パーミとあるのにパーミから発動、ダイスで転送円へ。
・TATU氏、周回妨害のアポーツ・HW0もリコール・移動系で回避されまったく意味なし。
・だいすけ氏、ショップにてHW1を買えば下円に帰れるのにマナ購入。
基本的に、他人の妨害のことで頭が一杯で、他人の手札まで頭が回っていないのがTATU氏。自分のことで頭が一杯で、他人の手札まで頭が回っていないのがだいすけ氏。全然、頭が回っていないのがマーシャル氏となる。

中盤:
ここで、だいすけ氏に会心の一手が飛び出る。手持ち魔力80Gでako氏にジャッジメント炸裂、ako氏500Gオーバーの損失。高速周回ブックの泣き所である。対してako氏はバンデッドで魔力回復を図るも、相手は悟空&デコイなので逆に倒され苦しくなる。ということで、この隙に魔力をのばしたい3人だが、どうもうまくいかない。周回における細かいミスが続くからである。加えてTATU氏はマーシャル氏の考えなしのライフォ被弾でもうこれ以上魔力をのばすのは無理そうである。しかし、相変わらず投げやりなライフォである。公式予選でこのような闘い方をしていたら、店の裏に呼び出されても仕方ないと思うきむをであった。

終盤:
移動系スペルが異常に片寄って出てきただいすけ氏のペースとなるも予断は許さない状況である。マーシャル氏はいい手札がきても全然使用しないので、手札がリコールやらリンカやらスワップやら飽和状態。さらに全砦通過直前という、有りえないタイミングでスワップ発動。リコールが為に持っといたんでは?みたいな。で、ジャッジメント自爆、笑わせようとしてんのか?TATU氏は200G弱の振込を嫌って、またもやお花満開でロンググッバイ訳分からん。展開的にはマイペースの周回で追いすがったako氏が惜しくも届かず、といった展開になるはずだったがTATU氏の故意の振込でako氏のトップとなった。
感想として2点
故意の振込はやっちゃいかん」という事と「トップにたっていても最善は尽くすべき」ということである。(最終ラウンドだいすけ氏は、リコール使用ならば移動コマンドで連鎖を一つ増やすor増資するという選択が残されていた。)

転送×転送
ako氏 2807
だいすけ氏 2182
マーシャル氏 1394
TATU氏 360

 

ここで、きむを&ズト氏登場だが、この組み合わせでは予選中2回ともズト氏と当たること確定である。嫌な予感もとい悪寒が走るがともかく試合開始である。

転送×転送:ズト氏、TATU氏、だいすけ氏、きむを 
序盤:
開幕のズト氏のバリア発動をみてきむをはピンときた。「KENJI氏ブックのパクリだな(ニヤリ)」しかし、わかっていても特に対策がないのが、このブックの特徴。私も地属性メインなので、この時点でサンドマン以外のLvアップがしづらくなってしまった。ここでリコール他人掛け&パーミでズト氏周回チャンス、上円にいるだいすけ氏orきむをが対象だが、だいすけ氏はHWX所持。しかし、きむをがリコール被弾。うーむ、わかってらっしゃるのか手札が見えてないのか、いや絶対わかってらっしゃるの方だよな(笑)。しかしドローに恵まれ何とか周回を重ねるきむを、ある局面で手が止まる。きむをが自分の地Lv1ドリアードを通過、その隣にはズト氏の地Lv1ドリアードがある、ここできむをの思考。
「まずズト氏のドリアードを倒すのはアルマジロ所持のため無理、Lvアップするとズト氏のイビルにて焼死か、サンドマンに交換すると次ターン通過可能ズト氏によって移動侵略でいきなりゾンビ(笑)になる。じゃあ何もしないで、別場所にサンドマン配置でいいか。」これが間違い、魔力が余り気味だったズト氏の状況を考えると、正解はフードラムと交換だったような気がする。で結局ドリアードは焼死、って普通序盤のLv1をイビるか?しかもズトさんバリア中じゃないすか、、、痛い、痛すぎです、はい。
で他の二人は相変わらずスペルてんこ盛りの割には、周回力不足であった。バランスが使えるので助かる

中盤:
中盤は圧倒的なズト氏ペース、全砦回っていないズト氏に妨害リコール撃つかどうか悩むがとりあえず自重。どうしてもサンドマンを配置しないと私のブックは話にならないので、強引に属性変化させるも隣にはズト氏のドリアード、まだ空き地があったのでアイテム消費してまではこないだろうと思っていたが、ズト氏ギア援護でフルスイング侵略。ズト氏は購入したアポーツがクリティカルヒットである、ここできむをは、だいすけ氏&TATU氏の周回をアポーツにて妨害できるチャンス。しかし二人には、トップの妨害に動いてもらいたいので発動は自重。そんな願いは届かないらしく、だいすけ氏はTATU氏へジャッジメント発動、しかも自爆。ズト氏への妨害は、場唯一のLv3マミーにだいすけ氏からバインドミストが飛んだぐらいであった。(土地がつまっている方のLv1ドリアードにかけて欲しかったが贅沢は言うまい

終盤:
ここでTATU氏トップに出るも現金1200オーバー、ドレイン一発で4位であるが場にはないと読み切ったのか、現金所持を続ける。TATU氏の現金に対して妨害手段はきむをは持っていないので、土地運用で優位にたつズト氏の切り崩しを図る。まずドリアードでギアの応援フルスイング侵略(空き地もあったが妨害が優先)、これは次ターンにイビられ結局空き地に。次にHW6でバランス購入と迷ったが、HWXを使用してズト氏のドリアードをバンディッド&ドリアード&ゾンビの応援で撃破。(2回ともガチョウをしっかり使っているズト氏、抜け目ないです。)ここでやっとサンドマン配置、27ラウンド目でした。私のプレイイング腐ってますかね。最終ラウンドでの順位は、マイペースの周回&土地運用を重ねただいすけ氏、TATU氏、ズト氏、きむをとなった。ここで事件勃発、なぜかスワップでリコールをTATU氏に渡すズト氏。だめだって~そりゃ抜けちゃうよ~みたいな。最後マナ使用して700オーバー、これでLvアップできれば2位まではあったんですけど無理でした。
転送×転送
TATU氏 3001
だいすけ氏 1962
ズト氏 1948
きむを 1674
予想外の泥試合に本人もびっくりのきむを、ズト氏のマークが厳しい事この上ない。「なんだよ~、いつもと変わんね~じゃん、やっぱバリアなきゃこのメンツは無理」ってことで、次はバリア入りブックを選択する事にする。

転送×転送:きむを、ako氏、マーシャル氏、ズト氏 

序盤:
開幕からマーシャル氏にドレマジ食らうきむを、しかし手札の巡りもよく順調に周回ってマーシャル氏以外は、4ラウンドで1周している。ここでマーシャル氏開幕から見えていたライフォをきむをに発動、相変わらず投げやりである。食らった方はたまったものではない。有り得ないライフォである理由を3つ
・所持金が100を切ってしまう。1度でも振り込むとリコールを使用できない。
・きむをの所持スペルはバリア2枚のみ、ズト&ako氏はパーミかつ他有用スペル所持、なぜ俺?
・そもそも、現時点でトップはズト氏。予選ポイント的にも先ほどトップだったako氏が優位。なぜ俺?
マーシャル氏に軽く「ありえね~。なぜ俺なんすか?」と聞くと、マーシャル氏は「うるせえよ」と答えられました。さらにズト氏のアポーツで引きずり回される3人、マーシャル氏はわざわざ購入したHW1を捨てています。ぷぷっ。しかしビデオで見返すときむをも細かいミスが多いです。地メインなのにミルメコではなくドリアードの方を地に配置したりとか、卵を風から地に移動しなかったりとか。たぶん冷静ではなかったなかったのでしょう(笑)。

中盤:
ako氏の手札が見えていないマーシャル氏、フルスイング侵略を試みるもカウンターアムルにて返り討ち、槍が泣いています。ズト氏のリンカネ後の手札が素晴らしく、パーミ&リコール×2で転送円上です。ここで周回直前のきむをにリコール発動、頼むから素直にパーミから使って下さいという感じです。これでズト氏の安定したトップはちょっと崩せそうにもありません。これ以上走られてはたまらないので、リンカネ後手札の見えないズト氏の手札を、シャッターで強引に開けスワップ破壊。お返しとばかりに即ドローしてきたシャッターでリンカネを壊されます。しかしきむをが狙っていたのはズト氏のLv4ケットシー、そのために卵回収です。ズト氏も気づいたらしく「(シャッターで壊すのは)グレアムだったか?」とぼやいています。下の円に戻りダイスも降るもLv4には止まらず、横付けしてあった虫を卵と取り替えます。しかしそこにako氏が即止まり、LGで飛ばしにかかります。「頼む、頼むって、卵軽すぎ」ええ、見事に飛ばされました。

終盤:
マーシャル氏HWXで周回かつ上円にいける場面できむをにハウント、「ありえないっすよ」の愚痴に、マーシャル氏は「あ~、うるせえよ。」と答えられました。嫌われてんのか、俺。この終盤に4位が3位にハウント、いろんな意味で痛すぎです。ビデオ見返していたらムカついてきました。でハウント解けた25ラウンド目ささやかなお返しなのでしょうか、上円で次ターンHWXで周回できる状態のマーシャル氏にきむをがバリア発動。ライフォも所持していましたが、次ターントップのズト氏に使うつもりでした。しかしここからマーシャル氏の怒涛の妨害工作、即ドローしたスワップをきむをに発動(手札が見えていれば私に発動は手札的に有り得ません。はい。)で、ライフォきむをに発動。もうだめです、あとは手持ち600Gをいかに土地に還元するかしかありません。一方マーシャル氏は私から奪ったLGでズト氏の古柳を飛ばし暫定2位です。こんなことが許されていいのか?
29ラウンド目、3回目のチャンスでようやっとako氏のLG移動です。しかし飛ばず、夫婦愛を見せていただきました。マーシャル氏はパーミなぞ使っています、あ、ズト氏のLv4です、クリーチャーいません、カルドラ様は見ていてくれたのですね。最終ラウンド手持ち1Gまで増資しきるもako氏には届かず終了です、マーシャル氏はお約束でリコール使おうとしてました。あ~また惨敗です。
転送×転送
ズト氏 4009
ako氏 2613
きむを 2111
マーシャル氏 1161
これで予選終了です。きむをは不甲斐なく3・4位で終了、下位グループって言うかビリです。あの武蔵小山の快挙はまぐれだったのでしょうか、何か自信なくしちゃいそうです、まじで。さきに下位グループの順位決定戦を行うことにしました、ちなみにカリンを選んだのは入間スパー(2枚縛り)のためです、ここで私のSPはマントラップです。

幽玄山脈かリン:きむを、TATU氏、マーシャル氏、ゴリガン 

序盤:
開幕マーシャル氏きむをからドレマジ、「はいはい、慣れました」、ど~して素の人から吸わんでパーミ使用&マントラ配置のきむをから吸うのでしょう、この人は。そうこうしているうちに連鎖・持ち魔力とも序盤はきむをペース、「そうですこの人たちとは資質が違うんです」、と強気のきむを、しかしTATU氏のバルダン移動侵略でほんとごめんない状態、しかしG・スネークに変身(笑)で事なきを得る。さらにマーシャル氏きむをのマントラにテレキネ、しかしここも絶妙のダイス目できむをがリカバリーかえって連鎖が増えてしまう。さらにさらにマーシャル氏のジャッジメントドロー、これできむをは魔力を序盤から土地へ増資しなければいけないことになる。なぜならその分銅の投げ先はきむをに他ならないからである。

中盤:
きむをはマーシャル氏からハウントを食らう、こういう時だけカーソル操作が早くなるのもムカつく。しかしたいした被害もなく流れたCPUありがとう。ここで手持ち魔力でTATU氏がトップに踊り出る、パーミの数が違いすぎ(そりゃそうだ)。しかしジャッジメントを撃たないマーシャル氏、自分がボーナス直前でもきむを以外の誰かが手持ち1000G以上あっても目に入らないらしい。きむをここでミス、リムカをTATU氏のLv4バンディクートにかけずに捨ててしまう。ゴリガンの手持ち魔力が復帰した場合、アンサモンを効果的に使ってもらうにはそれがベストだったのにね~。マーシャル氏はケットシーにランプロはろうとしています(笑)、うっとおしいことにジャッジメントもまだ持っています。

終盤:
マーシャル氏機を逃しまくっているジャッジメントようやく発動です、ってやっぱ俺なんですか。たとえ俺でも今撃つのは間違っているぞ?と思っていたら、やっぱり自爆でした。笑える。ここで地4連鎖のきむをですがTATU氏のテンペの後の挙動(Lv4バンディクートをラントラ)が気になります。これは2発目もあると感じて土地のリカバリーが聞くように準備しておきます。思った取り2発目発動、しかし下ごしらえのおかげできむを余裕です。ここで最終局面、防具欲しさに水土地を守らなかったきむを、そこの土地をgetしたTATU氏が全力投資でも届かないという読みが的中し勝ったと思いきや、マーシャル氏TATU氏へ渾身の720Gの振込み。回避できなかったとはいえありえない話ではあります、リコールだろっそんなもん。
幽玄山脈カリン
TATU氏 3588
きむを 3010
ゴリガン 589
マーシャル氏 520
い、い、いかん取り乱してしまいましたm(_ _)m。
これで本日きむをは結局トップはなしであります。厳しい、厳しすぎて涙が出そうです。次は決勝の模様です。はぁ、はぁ。

幽玄山脈かリン:だいすけ氏、ゼネス、ako氏、ズト氏 

序盤:
ズト氏・だいすけ氏が火属性でかぶり、ako氏は無属性です。ほんとうに何事もなくセオリーどおりに土地を埋めていきます、適宜移動系スペルを使用したりしていい感じです。しかし火土地を、一番多く所持しているのはなぜかゼネスだったりします。っていうか序盤は特に書くことありませんでした。

中盤:
ここで序盤はひたすら周回に徹していたako氏に、だいすけ氏からジャッジメント1000G弱のダメージ、こういう風に使わないとねジャッジメントは。ゼネスの空振り戦闘にグレアムで付き合うズト氏、にひひ・・・。ゼネスのマジ戦闘にムジナマスクで対応するズト氏、むむ・・やるな・・。ここでズト氏ゼネスの高額風土地をアンサモン→ケットシー移動で確保→バンディッドに交換→アップヒーバルと手数をかけて連鎖を増やしにきたズト氏、ここらへんの手順はさすが手練の者です。ここでだいすけ氏ako氏のLv5ミルメコに捕まり痛恨の枯渇、ゼネスに速攻火土地を抑えられたのが仇になった形です。なにせ攻撃手段がないですからね。

終盤:
ここでズト氏LG特攻をかける、相手はなんとゼネス。く、苦しいが何とか成功させ順調に連鎖を伸ばす。ako氏も苦しい、念願の連鎖getかと思いきやゼネスのレザーアーマーにて阻まれる。ako氏は高額地を持っているが連鎖が0、よって総魔力も思ったほど伸びない。ここでズト氏がako氏の高額地をアンサモン、漁夫の利でだいすけ氏がこれをgetも全然総資産的には届かない。

最終盤何気なくズト氏の500Goverケットシーにはまるゼネス、これで連鎖のない分ako氏がちょっと不利かと思っていた矢先、ズト氏が不穏な動きを見せる。当面マークすべき相手のako氏に120G払ってでもケットシーからオールドウィロウにクリーチャー交換、ゼネスが危ない!ako氏も古柳の前のボージェスをMAXまで上げゼネスの一発枯渇を狙うが、ゼネスの次のターンドローはヘイストで見事にLVアップ後の古柳に捕まって枯渇です。これでズト氏のトップはゆるぎない物になりました。
幽玄山脈カリン
ズト氏 4890
ako氏 2883
だいすけ氏 1617
ゼネス 550
ゲストのズト氏&ako氏の1・2フィニッシュとなりました、きむを達の実力はまだまだというところですかね。きむをはこのリベンジを固く誓った後、軽く入間テストプレー&枕を涙でぬらしていたわりには熟睡というお約束のコースでした。皆さんお疲れさまでした。あ、そうそう最後に、この対戦会はきむをが勝つまでやってやる。









え~ん(>o<)