2001/1/30(日)FKⅡマジカルステーション武蔵小山店
第3戦はここ武蔵小山である。前回の赤羽から1週間以上空いていたので、その間にじっくり考える事ができた。で、またもやコンセプト変更である。結局「目立つ」と他のセプターにつぶされる事が判明した。ここで要点を絞って他の人のブックの傾向を考えると、
- 高速周回型のブックがあまり見られない
- 得た魔力の半分は土地に還元し、半分は他人の妨害に使う。
- 高速周回型ではなくともスペルで周回できる状況になると、ライフォが 速攻で飛んでくる。
といった傾向があるように見受けられた。そこで私が出した結論は、あくまでも目立たずに資産をストックする。」ということで、オムニを2枚入れたいところだが無理なのでリンカ*4、リバイバル*2入れて、「オムニポーテント最悪2枚は引くぞ(笑)作戦!」に切り替えた。(作戦と呼べるかどうかは微妙)この作戦の要点は、
- 移動系はあまり入れない。(リンカでガシガシ回す時、移動系があると 目立つため、パーミはもちろん0枚)
- マナ、スクイーズは多めに(周回力不足・手札余りをここでカバー)
- どうせ土地重視になるのは目に見えているので、攻撃系スペル多目
- 移動系スペルも入れるがバリアも入れておく。(攻防両方で役立つ)
- ライフォは持たない。(ただでさえ資金不足&所持者はライフォ 撃たれやすい)
- クリーチャーは多目。(HP高いもの中心。リンカ後スペルばかりだと ライフォ撃たれやすい。)
ある意味目立つが、序盤のテンペ×2・アンサ×1・イビル×1は見逃してくれるだろう。速攻ディスカードで目立たないし、護符各10枚はかなり大きいと思われる。移動系はHWX*2、リコール*1にとどめておく。バリア×2程度にとどめておき、移動系はできればスワップ予定である。
で、エントリー用紙に「相手ブックのメモ禁止」となっている。まあ、別にいいんですけど。やはりこのスタイルは非難が激しいようである。「集中すれば覚えられるんだよ!」と思っていたが、これが後々仇になることになるのは現状知る由もない。武蔵小山に向かうと、やはりいらっしゃいました要注意人物特A級のカエデ氏です。この頃には「入間の紅蓮の炎」も薄らぎ、仲良くお話させていただきました。いい人です。はい。そのうちぽつぽつ人が集まり始め、結局14人+店員2人で勝負です。くじを引くとA「これは初めての第1試合か!」と思ったが、じゃんけんやら何やらで、結局Dブロックです。テレビが1卓しかないので第4試合目です。もう慣れました。(ToT)
第1試合観戦:カエデ氏、TARE氏、店員A氏、B氏 (毎度の事ですが名前覚えていません。すいません。) これも当事者ではないので詳しく書く事を控えますが、カエデ氏の一瞬の隙をTARE氏が鬼ダイスでカバー。見事な逆転劇でした。いや~このブロックに入っていなくて。ある意味正解。(笑) 第2・3試合観戦:はっちん氏、ako氏 上記の方が勝ち抜けでした。ポパイ氏は先日のKENJI氏のブックにかなり影響されてましたが、カードのドローが悪く敗退してしまいました。アイルトン氏も目を引くクリーチャーを置けずじまいでした。う~ん残念です。はっちん氏のHWXを使用しての土地落とし。ako氏の安定した周回ぶりが印象に残りました。やべ~高速周回系いるじゃん。ako氏マークだな、決勝にいければの話だけどね。(笑)
第4試合 転送×転送:ぶるうすリーチ氏、店員B氏、C氏、きむを (毎度の事ですが名前覚えていません。すいません。[m(_ _)m]) 序盤: すいません、余り覚えていません。ただ皆横並びの展開だったような気がします。ただプレイングは皆すばらしく、こちらが勉強になるな~と思ったことは覚えています。で店員B氏なんですけど、A氏がソウルスチール・テンペストの荒らし^H嵐系だったのに対し、B氏はまとも。序盤の最後は店員B氏有利な展開で進んでいったように記憶しています。 中盤: ここで、C氏の城横のミルメコが高LvになりC氏が暫定トップ。ここで私の手札にはイビル・スクイーズ*2・リンカとあったところで、次のドローもリンカ。「ついてね~」とか言いつつ、「リバイバル1枚も出てきてないので影響なし」と心で思っている悪どいきむを。とか何とかやっているうちに、店員B氏スウォームをドロー。「チャンス、これでミルメコ殺せる」しかし、城近辺で牛歩を繰り返すC氏。今イビると順番の関係上クリーチャー交換でしのがれる。スクイーズ使用で我慢しながら「早くどけ~、なんならHW6かけてやろうか」ぐらいに思う。当然HW6なんて持ってないけど。しかし発動の時がとうとう来ました。一応念のためイビった後「後は彼女が殺してくれるんでしょ」と口ハウント。これにてC氏完全脱落です。さらに、ここから店員B氏のプレイングがおかしくなります。城と逆方向に行ったり謎です。さすがに良心の呵責に耐え切れなくなったのか。それとも「やばい、私このままだと楽勝だわ。店員としてそれは避けなきゃ。」という感覚に襲われたのか。1位きむを、2位ぶるうすリーチ氏で試合は流れる。 終盤: ここまで目立たないというコンセプトで闘ってきたが、馬なりでこうなってしまった以上、このまま押し切るしかないと思い、「リンカ→オムニ→リバイバル」で手札のスピードアップを図るも、ここにきて周回直後のぶるうすリーチ氏の手札が抜群で、「パーミ、リコール、HWX、etc」とある。ここで、私の手札にはバリアがあるが現在24ラウンド目。ここでバリアをぶるうすリーチ氏に撃っても、最後のターンでリコール&大量増資は目に見えている。で泣く泣く1ターン待つが、ぶるうすリーチ氏は当然HWXから発動。シャッター引け~と3人に願うがドローせず、当たり前か。泣く泣く周回直前のぶるうすリーチ氏にバリア発動(ToT)。周回ボーナス後のドロー・ダイスも素晴らしく、マナ使用後、即マナ購入。ドレインできないし完璧に裏目?これで負けたと思いましたが、最後の望みをかけてショップとなりのシーフをLvアップ。暫定1位で自分のターンを終える。ここでリコールを使用できないぶるうすリーチ氏(自分にも他人にも)、マナ使用でとりあえず逆転される。後はダイスで「1」が出るのを祈るのみ「1・1・1・1・1・1って言うか1」。と念じると、出ちゃいました。「1」です。何とかギリギリでセーフでした。6分の1で決勝進出です。ふ~危ない。
決勝 転送×転送:ako氏、はっちん氏、TARE氏、きむを 序盤: みな魔力が横一線でドレマジ大量保持という図式が見える。しかし、私の手札にはマナ・スクイーズがそれぞれ2枚ずつほどある。普通に使用すると集中的に私から吸われるのが目に見えている、そこであえてTARE氏のバンディッドに攻め込む。「ギア持ってたな~。吸われてから時間差でスペル使えば、ドレマジ一掃できそうだな~」と思っていたら、TARE氏から一言「ああ~神様いますよ~」とのこと、200G持ってかれました。眩暈がしましたが、おかげで目が覚めた気がしました。(しかし後ほど目が余り覚めていないことが判明)まあ神様もついでに一掃できた(笑)という事で許すか。心理的動揺大だが魔力獲得系スペル使用で暫定で私がトップになる、しかし土地が余りなく苦しい展開である。 中盤: ここでako氏に魔力が溜まり始め、高速周回系ブックの本領を発揮し始める。城隣のミルメコはあっという間にLv5になる。少しでも連鎖を落とそうと、きむをまたまた、バンディッドに攻め込む。今度は落とす気まんまんだったがまたもや手札記憶違い。丁寧にギア&ファルコンで攻めたのに、向こうもギア&教授の応援で返り討ち。これで土地運用での逆転の目は完全に潰えた。しかし救いは、TARE氏とako氏がLv5ミルメコ(ako氏)&隣のバンディッド(TARE氏)をめぐって熱い肉弾戦を繰り返している事である。序盤に流したテンペストさえ引ければ上位は固い、ん、「はっちんさんテンペスト耐性のあるクリーチャーで何気に連鎖か。」はっちんさんを逆転するのはもはや無理で、結局2位狙いの戦いを強いられる事に。(ToT)しかし、上の2人の肉弾戦は読み合いが高度である。オイラだったら、カウンターアムルさっさと手放してとっくに落とされているよな多分、、てな感じである。 終盤: ここであまった魔力をako氏はバンディッドに投資Lv4バンディットが出来上がる。これは私にとってはラッキーだったが、顔には当然出さない。この時点での順位は 1位:ako氏、2位:はっちん氏、3位:TARE氏、4位:きむを TARE氏もLv5落とすしか逆転の目はなさそうので必死である。25ラウンド目、やっとオムニゲット使って総魔力を蓄積するが全然届かない。この時点でako氏Lv5ミルメコのHPは20以下になっていてテンペで殺せる事確定。26ラウンド目、仕込みのリバイバルで、ただ単に回るしかない。ん~苦しい。27ラウンド目、リンカ発動。「頼むからテンペスト入っててくれ、駄目ならリンカでもいい」この時点で欲しいカードは6枚(リンカ*4、テンペ*2)デッキに入っている。かなりの確率で引けると思うのが。うまく転送円に止まり手札をあけることなく済む。しかしako氏もクリーチャー交換できる位置まできている。再び「1」の呪い発動。出ました「1」です。しかし、この後HW6を持っているako氏はクリーチャー交換確定なので苦しい状況には変わりない。そもそもただ殺しただけでは、TARE氏との魔力差が非常に微妙なのである。砦回りたかったがそんな暇無かったし。まあともかく28ラウンド目、手札オープン!「あ、あ、ありました~!」一応迷う振りしてテンペスト発動。この時点での順位はうれしすぎて確認するのを忘れました。それで出たダイスが3ならLv5ゲット、5なら次のHWXでLv5ゲットですが出たダイスは3、ギア置いて2位に浮上です。この時の順位は 1位:はっちん氏、2位:きむを、3位:TARE氏、4位:ako氏 この後何事も無く2ターン流れてゲーム終了。何とか本選出場決定です。
一応登録などを済ませた後、「帰るか」と思うと皆さん待っていてくれたのが、結構感動しました。もう一度この世界で頑張ろう←(大げさ)と思わしてくれました。セプターに悪い人は居ないね、多分。お前はどうなんだ、という私の中の悪魔はタコ殴りに氏ときました。とりあえずako氏に平謝り。しかし顔はニコニコで、説得力無さ過ぎです。とりあえず首がつながったので今日はぐっすり寝るとしましょう。
これまた後日談ですが、カエデ氏・ako氏&ズト氏両名にはこの後も色々とお世話になることになり、頭が上がらないです。カルドを通じて広がる友人の広がり、非常に素晴らしくありがたいと思っております。
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第2回cepter's cup店舗予選武蔵小山大会(転送×転送:01/1/30)
クリーチャー |
16 |
アイテム |
6 |
スペル |
28 |
クレリック シーフ G・クローラー スチームギア ボージェス リトルグレイ ルナティっクヘア ミルメコレオ |
1 3 1 3 2 2 1 3 |
ファルコンソード ホーリーグレイル マジックベルト |
2 3 1 |
アンサモン イビルブラスト オムニポーテント スクイーズ スワップスペル テレポート テンペスト ドレインマジック ホーリーワードX マナ ランドプロテクト リコール リバイバル リンカネーション |
1 1 1 3 1 2 2 2 2 2 2 2 2 4 |
短評:
このブックのコンセプトは目立たない事である。よって高速周回に関してはのっけから捨ててある、っていうか見向きもしていない。3・4人対戦だとかこの結果から総魔力は伸び悩むと見て、周回力の変わりにスクイーズ&ドレインマジック&マナで魔力を稼ぎ出す方法を選択。実際にもオムニ2枚ゲット作戦にありがちな手札余りをスクイーズでカバーできた事は何度もあった。バリア&パーミ&リコールをもっと増やして高速周回気味でも良かったかも知れないが、それはある意味目立つのでやめておいた。妨害スペルが私に飛んでくる事はほとんどなかったので、コンセプト通りに試合を進めれたという事だろうか。ちなみにクリーチャーは無属性&即死系でHPの高いもの中心にそろえた、まあ高HPのものならば何でも良かったが無属性が目立たないかと思ったので。