カルド論&道玄坂主催チーム戦
2002/5/3(祝)きむを宅
今回はON大会だけに実はあんまり対戦記は書く気がなかったんです、そもそも何より面倒くさいし(笑)。でもそんなに頻繁に行われるON大会ではないっぽいので、一応&渋々対戦記を書いてみようかなと。何より最近コンテンツ更新してないって言うのもあるんですが、それは無視の方向でひとつ。というか、カーンさんから連絡があったのは3月おわり~4月はじめだった気がします。 んでカリンなわけですが最初はカルド論HPにある、PS版カリンで行われた入間大会の考証を参考にブック&プレイングを組み立てスパーしてみました。その感想はと言うと
最初は例のごとく魔力生産に全力を傾けて普通に増資して、上がりきろうという考えでブック&プレイングを組み立ててみました。しかし結論から言うとカリンではうまく行きませんでした、どんなクリーチャーをセレクトしても武器、巻物、破壊系、シニリティなどで土地の安定が図れません。さらに先行逃げ切り型の比較的攻撃力のないブックで行くと、土地の安定が図れず土地を落とされた場合は非常に苦しい立場に立たされてしまいます。 うむ~前作に比べて比較的安全度は増したと言え、増資のリスクは相変わらず高そうです。 それでは魔力は何処に使いましょうか? という事で環境作りに魔力を使う事にしてみました、まぁ要するに破壊系です。しかしこれもイマイチな感じでした、それはカリンのマップ特性としてクリーチャー交換がしやすいといった事が挙げられるためです。高HPのクリーチャーのみ機能するように破壊系を撃っていくわけですが、プレイングでかわされる事もあるために3人を抑えきるのは難易度が高そうに思えました。 ここまで考えて悩んでいる最中にも色々とスパー、みんなが普通に増資する中で自分はなるべく城脇しか増資しないプレイングスタイル (失っても価値が低い&低魔力で高レベルにできるためロック効率高め) でいろいろ様子を見る事にします。するとスパーを通して、非常に効果的な達成までの二つアクションが見られました。 一つは高額通行料を狙って搾取する行動です、要するに自分のラインに複数人が入った瞬間に増資というアクションです。このアクションの利点は中盤以降に対戦者が全員横一線の状態から、あるものが通行料搾取して増資して点滅という場面を自分のプレイングで作り出せることです。ふむふむなるほど、闇雲に増資して落とされるより通行料が期待できる瞬間に魔力を使った方が確かに期待値は高そうですな、そのために必要な物は安定した防具の供給と1000G弱の現金ですか~、なるほどなるほど。 もう一つは戦闘での高額地奪取です、要するに攻撃力高めなブック構成にしておくというアクションです。このアクションの利点はマップ特性上意図的に戦闘を起こしやすいので、相手を蹴り落とすと同時に自分を押し上げて、必要ならば地形変化撃って連鎖を伸ばして点滅という場面を自分のブック構成で作り出せることです。ふむふむなるほど、相手の高額地陥落を狙った方が不利な場面から逆転も利くし、先行して逃げ切れないならばこの手段しかなさそうですな、そのために必要な物はレベル1でもなかなか落ちないクリーチャー陣と組み合わせ豊富な攻撃力ですか~、なるほどなるほど。 んで試しに地で組んでみるとLv1でなかなか落ちないのはドラゾンっぽいッス、攻撃力は援護で出すことにしましょう。んでメタから逸らした攻撃力という事でシニリティ&猫ブックで組んでみました。う~んどうもピンと来ないッス・・・、まぁコストの高さはあんまり気にならないんですが、援護程度の攻撃力ですと拠点陥落と言うまでには程遠いというのが分かりました。シニリティの機能率も結構低めっていうか、結構メタ内だったりして対策のスカラベもチラホラ見かけたりします。これはまずいな・・・、さてどうしましょうと思っていた矢先にカーンさんからブックを渡されました。 まぁ一応見てやるか(笑)・・・ ↑ 冗談です冗談ですってば~ 結構思い切った構成ですなぁ~、氷壁はいいとしてテンペ1枚で土地をロストしてしまうデコイが多いのは気になりました。しかしよくよく考えてみればLv1で落ちない&攻撃力高めといった都合のよすぎる条件を兼ね備えているクリーチャーはなかなかいませんね。カーンさんが言うには、「テンペ撃たれてもそれ以上の速さでデコイ&氷壁を置くのだよ。コスト差が効いて優勢になるはず」。僕にしてみればコスト的な問題はともかく、テンペ1枚での土地の複数ロストの問題の方が重要ですが、余剰気味の攻撃力に任せてそこも奪取してしまう事にしましょう、デコイを上げないプレイングでも対処できそうですしね。 でも個人的に気に入らないところは6枚ほどありましたんで改造です、つーかHWXはいらないでしょ、このマップ。ドルール2もやりすぎっぽいな。さて何を入れもしょう? と思っている時に思い出されたのが2つのスパーでした。 一つは陰の師匠Xさんとのスパーです(バレバレか?:笑)、自分のブックがなかなか固まらない中スパーしましたが、ある時のスパーが強烈に印象に残っていました。手札に防具4枚・・・しかもリンカネも即ギリ、引いた魔力生産カードだけを使い続け、あわよくばリンカネサプレ狙いですか・・・、そんなの落とせませんって(涙)。走りきるなら確かにそのぐらいのブック構成が必要かもしれませんね、しかし魔力生産という意味では効率は悪くなりがちなのは否定できません。その時に印象に残ったのは、圧倒的な防御力と通行料収入の使いどころの無さです。 もう一つは同じ会社の洗脳済みセプターの皆さんとのスパーです、この時はまぁある程度方針は固まっていたために意外と楽に勝てました。しかし苦労させられたのが、僕を集中的に狙ってくるラストの嵐と先制&巻物メインのブック構成でゴリゴリ押してくるまるで申し合わせたような連携プレイです。巻物がまともな奴だったらかなり危なかったっぽいです、しかし何故にフリーズとファイアーボルトなのでしょうか(笑)。その時に印象に残ったのは、優位になった時に防御アイテムを斬られるキツさ、高額地落とせる時に武器を斬られるキツさです。 さらに夜中のONチャットでシャッターとラストのどっちが良いかという議論で、最初シャッター派と言っていた僕がラスト派に寝返った事も思い出しました、そしてどっちも使わなそうって日記に書いた事も(汗)・・・。結論は出ました、HWX3⇒ドレマジ1、ラスト2に振り分けておきました、んでドルール2はドルール1&リザードマン1にしておきました、これでカリン用のブックは完成です。ふむふむ、だんだん強そうに見えてきた(笑)、思い込みは超重要ですな。 んで対戦当日、知識の塔のスタ4に30人弱のセプターが集まりました、すげ~、人多い~。しかしそこにひょっこり見慣れた名前が、うげ洗脳済みセプターの○○じゃん、主催者から早速ツッコミが入る。 カ: 「○○さんは関係者ですが?」 き: 「○○今は大会中」 この短い言葉で敏感に空気を読み取り部屋から出て行く○○、さすが僕の知り合いです、空気読めてます。ちなみにキーボないので無言で落ちていかれました、つーか検索かけたら鯖自体から落ちてやがりました、そんなに落ちなくていいのに(笑)。ちなみに後で聞いてみたら、「あの空気はやばいと思ったから速攻で落ちた」って言ってました、さすがです。んなこんなで対戦開始。
カリン改:たぴょん氏、レナン氏、Meer氏、きむを しかし何で序盤にあんなに出遅れるんでしょうか?まぁ勝ったからよしですね。ドレマジで吸われる展開もそんなになかったから、もっと楽に行けてもよかったと思いますが多分ブック周りの問題でしょう。メズマは最終調整でも追加しないで正解だったようです、まさかアンチマとは・・・、意外といいですね(笑)。つーか割りにいったのは正解だったんでしょうか? 割りのお陰で高額地作ってくれた事にしましょうそうしましょう。ポジティブに考えるとなんでも正解ですね、でもホントに高額地踏まなくてよかったです。 |
カルド論&道玄坂共催チーム戦(カリン改:02/05/03)
クリーチャー | 17 | アイテム | 8 | スペル | 25 |
スチームギア デコイ アイスウォール アヌビアス アンダイン グレンデル ドルール ボジャノーイ リザードマン |
2 4 4 1 1 2 1 1 1 |
ウォーターアムル グレムリンアムル ネクロスカラベ ヘルブレイズ |
2 3 1 2 |
シンク ドレインマジック パーミッション マナ ミスルト メズマライズ ラスト ランドプロテクト リンカネーション |
3 2 4 3 3 3 2 1 4 |
短評:
今回のブックの基本はカーンさんが作った物です、僕はこういう役割分担したようなブックはあんまり作らないのですが、実際回してみるとそれほど違和感なくブック運用できましたね。ブック事故が自分では極めて少ないと思っていますが (ブック周りの運には恵まれている方)、このブックを回すと大抵デコイ事故が起こります(涙)。カリンでは攻め手が豊富なので防具も散らしてみました、さらに攻撃力も結構高めですね。
それで2枚ぐらい空きスペースがあったんで色々試してみましたが、一番しっくりきたのがラストでしたんで導入しときました。他にもフォーサイト、リバイバル、バインドミスト、シャッターやメズマライズ、シンク等の追加っていう選択肢もありましたけど、カリンっていうマップ特性を考えると自分の中ではラストが強いと思いました、実戦でもボチボチ役に立ちましたかね。