ぶらり遠征記(改)

きむを 改め きもすん(kimosn) が勝負の世界に生きた結果を 勝ち誇る(ぼやく)ブログ 連絡先:kimosn■clotho.is.dream.jp

スポーツ精神力

東京国際マラソンを見た、野口選手強かったわー。 細かい揺さぶりを何度もかけて
ライバルを振るい落としていく様は全盛期の高橋選手みたいな感じ、文句無く代表。

ここで僕が気になったのが道中まで争っていて、後退してしまった渋井選手の事だ。

渋井選手の事は多分みんなと同じぐらいの知識しかないんだが、途中からずるずる
後退してしまったのが残念だ、解説の増田さんは「渋井選手にはスピードが生かせる
1万Mの方で頑張ってほしいですねぇ」と言ってたが、1万Mだろうがマラソンだろうが
踏ん張る時に踏ん張れない選手ってのは、長距離種目はダメなんじゃないだろうか。

僕が記憶の中では途中からキレタ感じで、レースを投げてしまった渋井選手を3回程
見たことがあるな、全てが順調に行けば強いんだろうが、そうじゃないズレの連続を
いかに補正していくかが長距離のような気がするんだがなぁ。あくまでも素人意見だが。

1万Mだって甘くない、道中の位置取りでコケてしまう選手がいるぐらい肉弾戦だって
ありうるし、そもそもマラソンとは別次元のトラック能力が最後に求められてくる。

競技者としてもう一段階登ったところに精神力を持ってこれると、彼女の身体能力も
心技体のバランスが取れて発揮できるようになるんじゃないだろうか、頑張って欲しい。