ぶらり遠征記(改)

きむを 改め きもすん(kimosn) が勝負の世界に生きた結果を 勝ち誇る(ぼやく)ブログ 連絡先:kimosn■clotho.is.dream.jp

放双界への感想

大学の頃からイベント好きで色々なジャンルの大会に出てきました。
ざっと考えるだけでも↓ぐらい、他にも細かいのはあったけど割愛。

・フリスビー
・バーチャ
・スノボー
カルドセプト
カタン
ドミニオン

客観的に見て全国クラスだったのはフリスビーだけじゃなかろうかw
カルドも全国にコンスタントに出てたけど、全部1回戦負けだしなー。

バーチャは金無い大学時代に遠征してたなー、人生にやる気があったw
Fiveさん主催のドミリーグはアツかった、でざさんが一番上手だった。



そんな大会参加歴だけは豊富なオイラから見て、率直な感想を覚書メモ。



▼0.楽しかった
同じ趣味を共有できる仲間と過ごす時間ってのは本当に楽しいと感じる。
それが新規コミュでもだ、自分の性格もあると思うけど速攻打ち解けた。

運営の方の献身さや他のプレイヤーの方にも非常に感謝しているのです。
ただそれはそれで、個人的に気になった事はメモしないとモヤモヤするw



▼1.見せ方がイマイチ
二部屋あるんだから、決勝ぐらいは部屋1で対戦、部屋2で盤面をモニタ観戦
したかったなと思った、つーか常時モニタ配信盤が部屋1にあるといい感じ。

サイドイベントもいいけど解説してくれそうな人もるのにもったいないよ。
これは後で書くギャモン界の文化だと、決勝を見る発想が出ないんだと思う。



▼2.試合数が少ない
1日4試合の計8試合のスイスドローはいくら何でも試合数が少ないと思う。
少ないとか言いつつ、1日目最終試合は最悪コンディションだった訳だがw

くっそ長いカルドでも、1日4試合の1day勝負は関東杯で3回体験したけど
それほど長くは感じなかったし、負けた人も観戦に回り盛り上がってた。

それより短いギャモンなら工夫次第で試合数は増やせると個人的には思う。
でもこれもギャモン界の文化に逆行する提案だな、中々採用されないと思う。



▼3.試合スケジュールがしっかり決まっていない
これは2とも絡んでくるのだが、スケジュールが流動的で昼休み×で困った
勝負打ち切りとはなんぞやと言う感じで、運営が割とルースな感じに見えた。

事前エントリーのみにしておいて、最終戦までのドローを済ましておく等
色々工夫できる事はあると思うけど、次の理由に絡んで流動的なのかな?



▼4.サイドイベントが多い、景品が豪華、種類が豊富
これは多くのプレイヤーにとっては魅力的なんだろうけど、自分にとっては
極論全くどうでもいい、参加する事に魅力を全く感じなくて観戦ばかりしてた。

「今日は出ないんですか?」「JPだけに出るからいいや」って会話があった時、
ギャモン界の文化・価値観と、自分のソレは大きく違うんだなと思った。

優勝の名誉/充実感が一番欲しい、景品は無くたって構わない、フリスビーの
トロフィーは全部捨ててきたし、メダルも印象に残る2個しか残してない。

他の参加者の方は、サイドイベントに積極的に参加されてて楽しそうだった。
勿論ギャモンは楽しい、景品が豪華で嬉しい、それじゃ負担はどうなの?



▼5.エントリーフィーが高い
オープンで4万、中級で6千円、箱代を考えても、どう考えても高いと思う。
オープンは協賛もあまり無いのに、上位に賞金も出るのにもビックリした。

今までユーザー主催以外(フリスビー系やSEGAの公式大会)にも出場したけど、
中級フィーですらぶっちぎりで高いし、景品&賞品も豪華だしアツイ雰囲気。

その割に表彰式とかはアットホームなんだよね、紳士の社交場みたいな感じ。
そういうギャップに魅力を感じている人も多そうだ、シュエットとか見てもね。

それと運営費や景品や賞金に充てられてる事は容易に想像できるんだ、でも
失礼だけどブラックボックスで、痛くない腹探られる必要ないのにと思った。

これはオイラがギャモン界の事をまだよく知らない立場だからってのもある。
でも素人的には、動く金額がデカイと色々納得できない限りオープン不参加。


        • -

そこでもう一歩踏み込んで、ギャモン界ってのはどんなところなんだろうか?
どう付き合って行くべきか? って色々考えた事もついでに書いておこうかな。

あくまでも個人的な感想なんで、お前の考えは間違ってると指摘されても困るw



●1.今まで参加してきた大会と文化が違う
さんざん繰り返してきた文化が違うと言う言葉なんだけど、ギャモン界では
ギャモンはギャンブルの延長線上にあり、その方向性をキープしたいよーだ。

麻雀/競馬等の動きとは対照的だが、それがいいか悪いかは賛否両論あると思う。
でもギャモンのゲーム性に惹かれたオイラには、その議論は割とどうでもいい。

ただ今まで上記のような文化にある以上、フィー2000円で純粋に箱代+αを集め、
景品&賞品&サイドイベントは無いよ的大会を開いても、来ない実力者もいそう。

他大会の状況を見てないから何とも言えないけど、T910飲み会の状況を見ても
古参はシュエット、ニコ生勢は会えて会話を楽しむ、と二分してるなと感じた。

シュエットが悪いなんて思わないし、むしろ機会があれば参加したい派だけど
大会にもその雰囲気が混同している文化に驚いた、ギャンブル好きなだけにね。



●2.ギャモンに何を求めるのか
僕にとってはゲーム性自体が非常に魅力的に感じるバックギャモンなわけだが、
同時に勝つことによって得られる満足感や充実感が、自分にとって第一義かな。

勝つことによって得られる景品や賞金は正直どーでもいい、極論なくてもいいや。
ニコ生大会はその際たるもんだ、参加者がいるって事は同じ考えの人もいるって事。



●3.現状ある大会を楽しむ
オイラは現状の空気の大会を十分楽しめたし、改善点は色々あるなーと思いつつも
まぁしょうがないかと思えるレベルだし、中級ならフィーも個人的に許容範囲内。

サイドイベントに魅力がなければ参加しなければいいし、魅力があればそれこそ
リエントリーして死ぬ気で取りに行けばいい、リエントリーの文化も驚いたけどね。

文字通り中級者のオイラにとっては、また参加してみようと思うイベントだった。
別に4万ぐらいポーンと出せるけど、さすがに中級だろうな色々納得できるまでは。



●4.自分で大会を運営する
どうしても競技性を前面に押し出してコンペティションしたいなら、それはもう自分で
有志等を募って、大会を企画運営するしかないと思うし、実行に移してる人もいる。

オイラは出れる大会には全部出たい派なので、大会には出れませんよって事なら
運営には回りたくないけど、運営しつつ出場したって個人主催なら全然OKだと思う。



●5.最後に
やっぱ運営の方とか、対戦して下さった方とか、しぶちょー、ぢんさんには頭が上がらない。
正直感謝の念しか出てこないし、これからも魅力あるコミュニティでいて下さいって感じ。

ただ、自分の思うところをメモしておくのは性分なので今の気持ちをダイレクトに書いとく。
飲み会に付き合ってくれた皆さんもありがとねー、また遊びに行きますので、また飲もう!